
すけれども、とにかく人脈をつくりたいというか、そういうような要望、話が出ているということなんです。
○土井
そういうことでしたら、後で交流会の席でもお話を伺って、ミュージカルといってもすごくいろいろなものがありますので、オリジナルでいろんなものをつくっている集団ももちろんありますし、あるいは今日本だと大きいミュージカルに出る方も皆さん個人的にオーディションで入られたりしていますので、時期と場所ということももちろんありますけれども、何かの機会で、例えばだれかを呼んでワークショップみたいなものを開くというふうなことを企画されたりしたら、それはかなり可能かなと思います。それは何も役者さんに限らず、そういうことに携わっているスタッフの皆さんがかなりいますので、それは時と場合によってということもありますけれども、こちらで相談をしていただければ、適材適所というか、そういう方がいらしたらぜひご紹介したいと思います。よろしくお願いします。
それと、ちょっと私伺いたいんですけれども、そのつくられたミュージカルというのはどんなものだったのか、規模とか内容とかをちょっと教えていただけるとほかの皆さんも参考になると思いますので。
○菅野
ここでお話しできるようなものではないんですけれども、きょう配られていました北海道文化財団の情報誌の表紙に実は出ていまして、小さな情報誌なんですけれども。北海道ですから開拓に入ったときからの歴史を、ずっと時空列車に乗って旅をしながら、そのときそのときの町の歴史を確認していくというようなミュージカルなんです。とにかくスタートが、会館ができたときに何か記念になるものということで、じゃ、ミュージカルでもやってみましょうかという乗りで始めたんですけれども、専門家はだれもいませんで、とにかくきょう講義を受けた、演目はどうするんだとか台本はどうするんだとかということを全くなしにして、やるということだけを先に決めて、通常の逆からいっているんです。
台本を書いてくれる人はいませんかみたいなところから始まって、キャストも集めて、舞台裏の人も集めてというようなことで、つくる上で2つだけ決めたんです。全部町民でやっちゃおうということですね。絶対にほかの町の人に頼まないということと、やる日だけを決めました。それでやってしまったものですから、本当に一番最初はもう大変でしたけれども、地元で2回やって、その後札幌でやったんです。札幌でやったときにはある程度感動があったんですけれども、地元で初演したときにはもう感動というか、何をやった
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